
ファスティングとはなんなのか
ファスティングとは、英語の動詞「Fast=絶食する・断食する」という意味です。
簡単にいうと、私たちの体は普段の食生活で消化、吸収、排泄と慌ただしく動いているのですが、そのサイクルを止めて一旦リセットしよう!というのがファスティングとなります。
実は「消化する」というのは体にとって結構負担がかかることなんです。
現代社会においては、飽食の時代なのでいろんな食べ物で溢れています。
その食べ物の中には大量生産などの効率化された物も沢山ありますので、その中には多量の食品添加物が含まれています。
でも、人間は食べ物や飲み物を飲まないと生きていけませんので、これらの食べ物を口にし、消化しています。
消化して、吸収して、その過程で廃棄物が生まれます。
そしてそれを排泄していくようになっているのです。
消化するというのは多量のエネルギーを使うので体には負担がかかり、消化に時間をかけすぎたり、消化が難しい食べ物ばかり食べていると次は「吸収」が追いつかなくなります。
そうなると、消化も吸収もされず中途半端なまま排泄されていきます。
こうなると、食べ物をしっかりと吸収できていないので、無駄に食べてしまってカロリー過多により肥満になったり、栄養が偏ったり、便秘などの悪影響が出てきてしまいます。
消化吸収に時間を割かれ、中途半端な排泄しかできなくなってしまうと、本来排泄するべきものはカラダの中に溜まってしまうことになります。
いわゆる廃棄物=毒素が溜まっていくのです。
こうした毒素は脂肪に溶け込みやすいので、カロリー過多で肥満気味の人は特に毒素を溜め込みやすくなっていきます。
そこでファスティングが必要なのです。
消化という大きな負担を一旦やめさせて、最低限必要な栄養素を酵素ドリンクで補い、排泄=デトックスに最大限力を発揮できるようにする。
そして体内に溜まった老廃物をしっかりと出して、体をリセットしよう!
というのがファスティングです。
ファスティングのメリットとデメリット

昨今の美容健康ブームで様々なダイエット方法やデトックス方法がありますが、その中で特に効果的なのがファスティングです。
ファスティングのメリットとして主にこんなものがあります。
- ダイエット
- 肌ツヤのUP
- 感覚の向上
- 睡眠の質向上
- 腸内環境の改善
- 最短で結果が出る
- 精神バランスが整う
- 髪の毛のサラツヤUP
- 栄養を吸収しやすいカラダづくり
- 体内に溜まった毒素のデトックス
パッとあげるだけでもこれだけのメリットがあり、細かいものをあげていくとキリがありません。
ちなみに、ダイエット効果や腸内環境が整うことによって感覚が研ぎ澄まされ、精神的にも安定するというのがファスティングをされる方の中で特に喜びの声が聞こえてくるものになっています。
最短半日から1日という手軽にできるファスティング方法があるのも忙しい毎日を送っている人もチャレンジしやすくて良いですよね!
次にデメリットですが、ファスティングは人によって合う合わないがもちろんありますので、誰でもやれるわけではないのと、断食期間は会食などできないですし、だるくなったり、集中力が続かなかったりと体が一時的にデトックス力全開でその他の活動に関しては低燃費モードに入ることによる症状(好転反応)がでることも人によってはデメリットと捉えれるでしょう。
それでも、ファスティングにはデメリットを遥かに上回るメリットがあるので、沢山の人がチャレンジしているということです。
ファスティングをやるべき人とやらない方が良い人

メリットが沢山あるファスティングですが、誰でもやれば良いというわけではありません。
ファスティングをやるべき人は、
- 糖分を含んだジュースやおやつを飲食する習慣がある人
- 毎日忙しくてゆっくりご飯を食べれていない人
- コンビニでご飯を買って食べる習慣がある人
- 精神的なバランスが崩れ気味な人
- 日々ストレスを感じている人
- お酒やタバコの習慣がある人
- ダイエットしたい人
これらの人は、日々沢山の余分な物を体内に入れ込んでいる傾向にあるので、デトックスして体をリセットしてあげると生活の質の向上が見込めます。
普段の食品添加物地獄から抜け出すことで、腸内バランスも整います。
腸内ではセロトニンという幸福物質を産み出したり感情のバランスを保ってくれる役割も担っているので、腸内環境を整えると精神的にもすっきりする傾向にあります。
逆にファスティングを余りオススメしない人は、
- 糖尿病、その他循環器や内臓に疾患のある人
- 18歳未満の人
- 妊婦さん
これらの人は、疾患のある人はかかりつけのお医者さんと相談して行うなどしてください。
妊婦さんは赤ちゃんに適切な栄養が渡らないことで流産の危険性など多々ありますので、やらない方が良いです。
また、18歳未満の成長期真っ只中の方も栄養やカロリーが大量に必要なので、オススメはしません。
いくら美容と健康に良いからと言って、誰でもやった方が良いというものではないのでファスティングコンサルタントに相談のうえ、しっかりプランニングしてやっていきましょう!
ファスティング前に必ず必要な準備期について

メリットだらけのファスティングですが、今日から断食する!と言って、いきなり飲食を止めるのはカラダのためにも止めてください。
これまで普通に飲食できていた体が急に食べ物や飲み物を断たれたらどうなるでしょうか。
全てのサイクルが一気に狂ってしまいます。
これは体に負担をかけますので、ファスティングは徐々に行っていきます。
その際の最初のステップが準備期です。
準備期はファスティングの日数と同じ日数設定します。
例えば1日ファスティングするなら1日準備期を設けてください。
そしてその準備期はスムージーやお味噌汁、おかゆなどの消化に良いもので構成します。
そしてファスティング期への準備をしっかりしましょう。
準備期の飲食について
準備期には、アルコールやカフェインをできるだけ摂らずに、食事もため込むぐらい食べるんじゃなくて、腹8分目ぐらいの消化吸収に良いものを食べるようにしてください。
オススメは【孫は優しい(まごはやさしい)食材】です!
- ま…豆類(納豆・豆腐・味噌・大豆 など)
- ご…ナッツ
- は(わ)…海藻類(わかめ・昆布 など)
- や…野菜
- さ…魚
- し…きのこ類(しいたけ・なめこ など)
- い…いも類(じゃがいも・さつまいも など)
- その他OKな食材…玄米・ひえ・あわ・きび などフルーツフラックオイル(大さじ1〜2)+水2L
この「孫は優しい」食事をよく噛んで、規則正しい生活でカラダに負担をかけない準備期間にしましょう!
ファスティング中にするべきこと

理想は何もしないこと。
これに尽きます!
気分転換に散歩ぐらいなら良いですが、激しいトレーニングなどは止めておきましょう。
ただでさえ、エネルギー不足なカラダなので力も入りませんし集中力も途切れがちになります。
なので、車の運転を控えたり、大事なプレゼンがある人は日程をずらすのをオススメします。
ただ、ヨガやストレッチなどのゆったりとカラダの巡りを良くするものを取り入れると効果が上がる場合がありますので都度、ファスティングコンサルタントに相談してみてください。
それから、何もせずにボーッとしている時間も暇でしょうから、読書やオンラインで各種カウンセリングなどを受けるのもオススメです。
適度に気分転換しつつ、自分時間を楽しむのがかなりオススメです!
ファスティング中に必要な酵素ドリンクについて

ファスティング中は、食物によって栄養を摂らないので酵素ドリンクを摂取して必要な栄養素を補います。
これもレモネードだけで過ごすファスティングや酵素ドリンクだけ、水だけ、一部固形物OKなど色々な方法がありますが、メインはカラダのデトックスなので無理せずリセットできれば良いんです。
そうなると、酵素ファスティングがオススメです。
基本的に酵素ドリンクには着色料、人工甘味料、その他添加物が含まれていない自然の材料のみで作られたものを使用します。
それにも関わらず、安い酵素ドリンクは人工甘味料などの添加物を使用しているものも結構見つかります。
これはまさしく安かろう悪かろうの良い例です。
酵素ドリンクは少し高いというイメージがつきまといますが、カラダのデトックスとリセットを考えれば、値段だけで酵素ドリンクを選ばないようにしましょう。
THCファスティングプログラムで推奨しているのは、Resessoという酵素ドリンクになります。
もちろん添加物は不使用で、飲みやすく、必要な酵素もしっかりとカラダに摂り込むことができるのものになっています。
ファスティング後に必ず必要な回復期について

ファスティングは、準備期・ファスティング期・回復期でワンセットです。
特にファスティング終わりの回復期に何を摂取するのかでファスティングの成果が変わってきます。
想像してみてください。
水を何日も上げていない土に「油」を垂らしました。
その後に水をあげました。
どちらが先により多く吸収されますか?
もちろん油です。
この土の例と同じことがアナタのカラダでも起こります。
だからこそ、準備期でカラダをエネルギー不足のファスティング期に慣れさせて、ファスティング期には排泄(デトックス)に力を注げるように最低限の栄養素を酵素ドリンクによって摂取しゆっくり過ごす、そして回復期の食事で体を元のサイクルに戻してあげるという流れがファスティングには必要なのです。
そして、その回復期に食べる回復食は準備期の食事と同じように【孫は優しい(まごはやさしい)食材】をベースとして、最初は固形物のないものから初めていきます。
回復期の飲食について
回復期の回復食は基本的にファスティング期間と同じだけ設定しましょう。
そうしないとカラダのサイクルが急激に変わって、不調をきたす場合があります。
回復期も最初の方は激しい運動をせず、スムージーやおかゆなどの消化しやすいものを中心に採ってください。
酵素ドリンクも必要に応じて飲むのがオススメです。
また、ファスティング前の自分と変化したところを探してみるのもオススメです。
肌や髪のツヤ、お腹のへこみ具合、感覚の研ぎ澄まされ方、食べ物についての考え方の変化など目に見えるものから内側の事柄まで細かく観察してみてください。
きっと準備期の自分と回復期の自分では、変わった箇所がいくつか発見できるはずですよ!
半日ファスティングの方法
1日ファスティングをいきなりやれるか心配な人は半日からやってみましょう!
オススメの半日ファスティング方法ですが、準備期はあまり気にせず既に紹介した「まごはやさしい食材」を食べておけばOKです。
そして高脂質や糖質たっぷりなものは避けましょう!
準備期 | ファスティング期 | 回復期 | |
朝 | なんでもOK | なんでもOK | 酵素ドリンク |
昼 | なんでもOK | なんでもOK | なんでもOK |
夜 | なんでもOK | 酵素ドリンク | なんでもOK |
表を見ると分かると思いますが、準備期にあたる1日目は食べるものにこだわらなくてもOKです!
カラダのことを考えるなら「まごはやさしい」オススメ食材を食べましょう。
夜は20時までに食べ終えれれば理想です。
次の日のファスティング期も朝昼は好きなように食べて構いません。
ただ、お昼以降食べれないからと言って、昼ご飯をどか食いするのはやめましょうね。
この日はお酒やタバコ、カフェインの摂取もやめましょう。
そして夜は酵素ドリンクを飲んでゆっくりと過ごします。
回復期の朝は酵素ドリンクを飲んで過ごします。
お昼もいきなり油物や炭水化物を食べてしまうと下痢や脂肪の蓄積に拍車をかけてしまうので、基本的に「まごはやさしい」食べ物を選ぶようにしてください。
定食などの場合は、白ごはんを減らしたり工夫すると良いですね。
この日もアルコールやタバコはやめておきましょう。
この半日ファスティングの場合は15時間程度の断食なのでやりやすく、夜の時間帯に大部分が終わるので仕事やプライベートに影響を及ぼしにくいのがメリットです。
気軽にチャレンジできて、空腹感も少なく習慣化しやすいプログラムになっています。
1日ファスティングの方法
これは半日よりしっかりとファスティングできる方法になりますが、最低三日間は食事管理をしっかりとしないといけないので、週末や連休がやりやすいかなと思います。
準備期 | ファスティング期 | 回復期 | |
朝 | なんでもOK | 酵素ドリンク | 酵素ドリンク+スムージor味噌汁 |
昼 | なんでもOK | 酵素ドリンク | 酵素ドリンク+おかゆ |
夜 | なんでもOK | 酵素ドリンク | 酵素ドリンク+おかゆ+梅干し |
1日ファスティングでも準備期は「まごはやさしい」をベースとした栄養価が高く消化しやすい食材を食べましょう!
夜は遅くても20時には食べ終わるようにして、ゆっくり時間を過ごせるように心がけましょうね。
ファスティング期には酵素ドリンクを1日最低3回〜6回ぐらいまで飲みながら、あとは水を1.5リットル〜2.0リットルは飲むようにしましょう。
水やソーダに生レモンを入れて飲むのもオススメ!
ファスティング期間は1日ゆっくりできる日を選べれば最高です。
ゆっくり時間に普段できない読書やヨガなどにチャレンジしてみるのがオススメですよ。
回復期では、いきなり固形物を始めるのではなくスムージーや味噌汁などの流動食から始めます。
お昼にはおかゆを足して、固形物に慣れさせていきます。
そして夜には梅干しも追加して翌日普通の生活に戻る準備を完了させましょう!
もっと本格的な3日間ファスティングのススメ

どうでしょうか。
ファスティングって気軽にチャレンジできるものなんです!
ちなみにこういう経験ありませんか?
食べ過ぎたり飲み過ぎた次の日は、水分をいっぱい飲んで、食べ物はあまり食べずゆっくり過ごした経験
実はこういうのも簡易ファスティングの1つと呼べます。
もしアナタがこういった経験をしたことがあるなら、意識的にしっかりとファスティングをしたことはないかもしれませんが、アナタは既にファスティングの経験があるんです。
それをしっかりとスケジューリングして、意識して健康的にやりましょう!
というのが今回の記事となります。
ファスティングの目的は人それぞれですが、ダイエット・腸内環境の改善・生活の質を上げるためなど、少しでもファスティングに興味がある方の役に立てば良いと思っています。
最後になりますが、半日や1日程度のファスティングであれば、自分だけで完結しやすいと思います。
ただ、もっと効果的でオススメなのは3日間ファスティングとなります。
これは、準備期3日・ファスティング期3日・回復期3日の合計9日間で行うファスティングプログラムになっています。
合計9日間にもなると、1人だけで実践するのはメンタル的にもしんどい場合が多いですし、気軽にファスティングに関する質問ができる環境もないと思います。
だからこそ、私たちがアナタのファスティングをサポートさせていただきます!
- 日程スケジューリング
- 準備期マニュアルと準備食の手配
- ファスティングに関する質問し放題
- ファスティングドリンクの特別提供
- ファスティング中の軽い運動サポート(ヨガ・トレーニング)
- 回復期マニュアルと回復食の手配
- アフターサポート
ざっくりとこんな内容が受け取れるようになっています。
まずは、半日〜1日間ファスティングをやってみましょう!
こちらもサポートを用意しているので、お気軽に公式LINEにメッセージくださいね♪
