納豆が栄養豊富ということはご存知ですよね!
今回は有名な納豆の栄養や効果を深掘りしていきましょう。
納豆はダイエット効果や美肌効果にも期待ができるといわれています。
そして、血栓予防や記憶力アップ、花粉症などのアレルギーにも効果的ですので、健康食品としても注目を集めています。
さらに納豆のもつ栄養素とその効果、また、食事との上手な組み合わせについて解説していきます。
納豆に含まれる栄養素とは
まず、納豆にはどんな栄養素が含まれているのか、気になりますよね。
納豆は、ナットウキナーゼ・ビタミンB2・タンパク質・納豆菌・食物繊維・イソフラボン・ポリグルタミン酸が主な栄養素です。
ひとつひとつに特有の効果があり、ダイエットや美肌に効果があるとされる栄養素が含まれているのです。
納豆独自の栄養素である「ナットウキナーゼ」は、ねばねばに含まれている酵素のひとつです。
この栄養素は、ダイエットにも美肌にも効く万能なものなんです。
糖の代謝の改善や血流改善につながりますし、血栓の予防をする働きもあります。
できるだけ毎日摂取していきたいですね。
納豆の栄養素でダイエットに効果のあるのが、代謝に必須のビタミンB2や筋肉を作るたんぱく質、腸内環境を整える善玉菌である納豆菌、そして、善玉菌のエサで糖質や脂質の吸収を抑制してくれる食物繊維です。
また、美肌には、シミ・シワ・たるみ予防に期待されるイソフラボンや肌の保湿機能を改善させるポリグルタミン酸、納豆菌と食物繊維の栄養素により効果があります。
古来より食べられている納豆は、私たちの体に必要不可欠な健康食であり、ダイエット、美肌にまで、そして骨の健康や女性ホルモンを整えたりすることもできる万能な食品なんです。
病気にも効果的!?コロナにも効く可能性大のナットウキナーゼの働き
ナットウキナーゼの働きには様々あり、流行りの病気や生活習慣病の予防ができます。
詳しくみていきましょう。
年齢が若いと関係がないと思いがちな心筋梗塞や脳梗塞などの病気ですが、血栓症は高齢の方だけがなり得る病気ではありません。
今はパソコンでのデスクワークも多く、肺血栓塞栓症(エコノミー症候群)になりやすいともいわれます。
また、2020年から流行しているコロナウイルス感染症も血栓ができることはご存知ですよね。
酵素であるナットウキナーゼは、血栓を溶かす効果があります。
これは、病院で使用される血栓溶解剤の点滴と同様の効果があるといわれています。
但し、血栓になってしまった場合は、血栓の薬と納豆の相性が良くありません。
半年くらいは食べることは禁止されます(医師から説明もされます)ので、あくまでも予防として考えてくださいね。
納豆の原料である大豆に含まれるレシチンは、記憶力を高める働きがあります。
短期記憶においては効果抜群ですので、物忘れが多くなってしまった方は、ぜひ食べて記憶力アップにつなげましょう。
そして、毎年やってくる花粉症、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
納豆のねばねばに含まれるレバンにはアレルギー抑制作用があります。
花粉症はもちろん、喘息や蕁麻疹などのアレルギーにも効果があります。
美味しく食べられる組み合わせがぴったりのレシピ
【青菜と納豆のチーズ和え】
材料(4人分)
- 小松菜(ホウレンソウ)/1束
- プロセスチーズ/20g
- ひきわり納豆/1パック
- めんつゆ/小さじ4
作り方
- 小松菜を茹で水気を切ります。
- 3cm幅に切ります。
- 納豆をよくねりましょう。
- ボールに入れ、めんつゆで和えて盛り付けてできあがりです。
【納豆のせTKG】

材料(1人分)
- 雑穀ごはん/150g
- 納豆/1パック
- 生卵/1個
- 万能ねぎ/少々
- 白煎りごま/少々
- ミニトマト/1個
作り方
- 雑穀ごはんに納豆をのせます。
- 中央を凹ませて卵1個落とします。
- 小口切りにした万能ねぎと白煎りごま、ミニトマトをのせましょう。
- 納豆付属のタレをかけて、できあがりです。
いかがでしたか。
納豆は沢山の栄養と体にとって必要な要素が含まれているんです。
なんといっても、納豆は価格も安く、レシピのアレンジも豊富なことも魅力的です。
安価でも国産の大豆を使用している商品が多く、安心して食べることができることも大きなメリットです。
ぜひ、自分の好きな食べ方を見つけて、毎日のバランスの取れた食事に納豆を摂り入れていきましょう。
人生100年時代、健康的な身体づくりをすることが大切です。